令和3年11月~令和7年6月
市議会議長として、全力で議会改革に打ち込んでまいりました。
「知る議会」から「参加する議会」へ!改革の成果着々。
- 議会は、市民のニーズを理解していますか?
- 議会は、市民の提案をきちんとチェックしていますか?
- 議会は、投票率を上げるために何をしていますか?
こんな「3つの疑問」にしっかりとお応えするために…
01
「議会モニター」制度を創設。精力的にご活躍いただいています。
初めて導入した議会モニター制度。市民の皆様からさまざまなご意見・ご要望をいただき、議会活動の強化や充実、活性化を図ってまいりました。
皮切りとなったのは令和6年4月4日、ご応募いただいた14名の市民の方に、市役所議会棟にてごあいさつと説明を行い「議会モニター委嘱状」を交付し、一年間いなべ市議会をモニタリングしていただき、貴重なご意見を賜りました。
この実績を受けて、令和7年も継続。12名の議会モニターを委嘱して、積極的に活動いただいています。

02
市民と議会の意見交換会「みんなの声カフェ」OPEN。
市政について、市民と議員が気軽に意見交換を行なう場として「みんなの声カフェ」を開催しています(事前申込制)。少人数グループでも頭時受付させていただき、市民の皆様の声を積極的に市政に反映できるよう務めてまいります。

03
「議会報告会」精力的に開催。
市民と議会を結ぶ新たな取組みとして始まった「議会報告会」。4月・12月に「対面報告会」、6月・12月に「ビデオ報告会」がそれぞれ開催されました。
4会場で実施された4月の報告会では、市民の皆様に多数ご参加いただき、活発な質問が飛び交いました。改めて「市政に寄せる市民の期待」の大きさを肌身で知る良き機会となりました。これからも市内各所で開催してまいります。

04
AIによる新システムを駆使して、いっそう分かりやすい議会に。
議会傍聴席に「スクライブアシスト」を新たに導入しました。これはAIを活用して、議場での発言をリアルタイムでモニターに文字起こしして表示する先進のシステムです。 聴覚に障害をお持ちの方はもちろん、声と文字を組み合わせることでさらに理解が深まり、いっそう分かりやすい議会が好評をいただいています。

毎年発表される「全国議会改革ランキング※」。いなべ市は令和2年以降、屈指の高評価をいただけるようになりました。中でも「議会機能強化」のめざましい実績は全国的に注目され、北海道から沖縄まで毎年約30件の視察を受け入れ、ごあいさつや説明等、中心になって対応してまいりました。
また、全国の議員の方々と積極的に交流・情報交換することにより、いなべ市の取組みに共感していただき、市政に活かす新たなアイデア作りにも役立っています。
※早稲田大学マニュフェスト研究所調べ


議会改革に終わりはなく、満点もありません。しっかりと練り上げた施策を速やかに実行し、継続させてこそ意味があります。そして、その効果を絶えず検証し、きめ細かく改善して行かなければなりません。
長い道のりですが、これからも議員活動を通して市政の根幹を見つめ、全力で支えてまいります。 議長在職中のお力添えに、心より感謝申し上げます。